FP実践活動

AFP資格 ~思いに向けて研修選定~

2025年8月下旬、eラーニングで受講していた、日本FP協会のAFP認定研修(技能士課程)の提案書課題を、提出しました。

3日後、提案書課題の採点完了と結果のメールが届き、無事合格点!
10月に、AFP認定を受ける見込みとなりました。

この記事は、AFP資格の取得意義を考えたすえにAFP研修の受講を決め、AFP研修を選定するまでをつづります。

データで見る振り返り

勉強時間と受検結果は、以下の通りです。

勉強期間 6日
勉強時間 17時間
課題の点数(技能士課程) 92点(100点満点)

AFP認定研修の勉強時間は、技能士課程の場合、およそ30時間、1ヵ月程度の期間といわれています。

私の場合は、勉強時間は17時間期間は6日

思ったよりもかなり早く、提案書を作成することができましたが、それは、提案書の課題が電子データで、提出がネット経由だったからです。

Studyplusをという学習管理サイトを使うと、勉強履歴を記録することで、いつ何をどれくらいやったかが分かります。

まだまだ足りないこと

自分や家族にかかわる、お金や社会制度の問題に直面し、正しい知識を身に着けたくて、2級ファイナンシャル・プランニング技能士資格(以下、2級FP技能士)を取得しました。

そして、「自分や家族の悩みを解決できるようになったら、身近な人の悩みもサポートできるといいな」という思いを持ちました。

私の本業はエンジニア、本業でFPの知識を使うことはありませんが、2級FP技能士の資格の勉強で、暮らしとお金にまつわることの知識は格段に増えたのです。

でも、2級FP技能士の知識を得て思ったことは、

問題文の〇✕はわかるが、問題文は作れないな

実務では、問題文自体を作って提案する力が必要ですが、現状は、「FPの知識を自分で言葉にする力はない」

「自分や家族の悩みを解決できるようになったら、身近な人の悩みもサポートできるといいな」という思いを実現するには、実践力を鍛える必要がある。まだまだ足りない!

FP協会のホームページで、実践力を鍛えるにはどういう方法があるかを見ると、一つの答えはAFP資格でした。

AFP資格とは

FP協会のホームページ「AFP資格とは?」に記載されたAFP資格の定義は、以下です。

AFP資格は、FPとして必要かつ十分な基礎知識を持ち、相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を習得した者に与えられる資格です。

私がAFP資格にひかれたポイントは、以下です。

  • 知識とスキルを、継続してアップデートできていることを示せる
  • 最新情報や具体的な事例、必要なデータを入手できる
  • 仲間と交流し、共に学べる機会がある
  • 相談会や講習などで、実践の場を経験する機会がある

AFP資格を取得する方法は、いくつかのルートがあります。

私は2級FP技能士を取得しているので、技能士過程のAFP認定研修を終了すれば、AFP認定者になれることがわかりました(上の図の赤線のフローです)。

FPの実務経験がなくても次のステップに進めるのは、AFP認定でも有効だったのです。いい流れになってきました。

AFP研修の内容

AFP認定研修で問われるのは提案書の作成、2級FP技能士の実技試験にも出る、FP実務の6ステップを自ら進めることが試されます。

FP実務の6ステップ
  1. 顧客との関係確立とその明確化
  2. 顧客データの収集と目標の明確化
  3. 顧客のファイナンス状態の分析と評価、戦略の検討
  4. ファイナンシャル・プランの作成と提示
  5. ファイナンシャル・プランの実行援助
  6. ファイナンシャル・プランの定期的見直し

これはまさに、私が実践的にやってみたかったこと

AFP認定研修を受講することに決めました!

AFP研修の選定

AFP認定研修の受講は決意しましたが、気になるのは、どれだけの時間と費用がかかるかです。

本業をやりながらAFP認定を目指すには、FP技能士の勉強と同様に、マイペースで隙間時間を活用できるスタイルが必須です。

また、これからどれくらいFPの知識を活用して暮らしていけるかは未知数、まだ多額の費用はかけられません

そこで、AFP認定研修の選定条件は、以下と決めました。

1か月で研修終了できるプラン
 →時間をかけすぎずに、次のステップに進みたい

費用は2万円以下
 →eラーニングなら、このくらいの費用で探せそう

電子データ(word/excel)で提案書作成
 →作業効率が高く、今後も役に立ちそう

ネットで質問無制限
 →わからないことがあったら、迅速に解決したい

提案書のネット提出
 →郵送だと面倒で、時間も手間もかかる

条件にほぼ合致したのは以下の3つ、ただし、LECのAFP認定研修は、ネット提出は不可でした。

教育機関 講座名 費用
(税込)
FPK研修センター 特修フルWEBコース
(技能士課程)
16,100円
資格対策ドットコム
(アーティスソリューションズ)
AFP認定研修
(技能士課程)
8,800円
LECの通信講座 AFP認定研修 15,400円

費用が1万円以下で最安値の、資格ドットコム(アーティスソリューソンズ)のAFP認定研修(技能士課程)〔冊子版学習テキストなし〕に決めました。

私は、低コスト・短期間・高効率を重視して、電子データで講習を進めるタイプを選びました。

でも、紙の冊子テキストで腰を据えて学びたい方や、集合型講習で、勉強時間を決めて進めたい方には、別の良い選択肢があると思います。

この記事はここまでてす。

次回は受講編、実際の研修体験とその結果について、記事にします!

ABOUT ME
fp. てらさん
50代後半となり、「人生、いつからでも新しいことに挑戦できる」と思い立って、力試しのつもりで資格を少しずつ取りました。 2025年夏に2級FP技能士・AFP資格に合格し、現在は生活の役に立つお金のさまざまなことを勉強中です。 「熾き火のように静かで熱く、のんびり楽しく暮らす」――そんな思いで、日々を熱く楽しんでいます。