FPプログラミングは、熾火ライフのカテゴリーの一つです。
ファイナンシャル・プランナ(FP)ーの専門知識を、Pythonを用いて分析・可視化し、JavaScriptやHTMLで対話的に数値を観察することで、制度や計算ロジックの「なぜそうなるのか」を深く掘り下げ、理解を深めます。
ソースコードのご使用は、自己責任でお願いします。
当サイトに掲載している計算ツールは、学習および一般的な情報提供を目的としています。
計算結果は、制度改正や個別の事情により実際とは異なる場合があり、かつ、本ツールでの計算結果をもとにして、申告や意思決定を行うことはできません。
また、個別具体的な税額計算や申告に関しては、必ず税理士その他の専門家にご相談ください。
詳細は免責事項ページをご覧ください。
FPだからこそプログラミング!
主催者の本業はエンジニアで、日常業務ではpythonやJavaScriptを活用して、データ解析や数値計算をしています。
そのプログラミングスキルと、AFP、2級FP技能士、JDLA G検定合格者の知識とを融合させて、FPで取り扱う6分野の仕組みを、コードとデータで分かりやすく解明しようと思っています。
FP分野とプログラミング
暮らしとお金にまつわるジャンルとプログラミングの役割
FPの分野は以下の6つに分けられており、FPプログラミングではそれぞれの分野において、さまざまな計算やデータ分析をやってみたいと思います。
| FP 6分野 | プログラミングの具体的な役割 (独自性・分析) |
|---|---|
| 1. ライフプランニング・資金計画 | 複雑なキャッシュフローの長期シミュレーションや、将来価値・現在価値の計算ロジックの実装、教育資金や老後資金の必要額をインタラクティブに計算。 |
| 2. リスク管理(保険・医療・リスクマネジメント) | 保険料や保障額の計算モデルを解析し、リスク対策の効果を定量的に分析。 |
| 3. 金融資産運用 | ポートフォリオの最適化計算、リスクリターン分析、過去データに基づいた投資指標のビジュアル化。 |
| 4. タックスプランニング | 所得控除や税額控除、各種特例を用いた場合の税額の概算計算ロジックの分析、税制優遇制度の仕組みを視覚的に説明するグラフの描画。 |
| 5. 不動産 | 不動産投資における利回り計算、減価償却費の計算ロジック、住宅ローンや賃貸の損益分岐点を分析するシミュレーション。 |
| 6. 相続・事業承継 | 相続税評価額や各種特例の適用条件のロジック解析、複数の贈与者や相続人がいる場合の計算過程の解明。事業承継における株価計算や税制の影響の分析。 |
プログラミングによる深掘りの目的と活用技術
FPプログラミングの最大の目的は、「熾き火ライフ」が目指す「自分なりに研究したり、実際に深堀したりしたこと」 を、データとコードによって裏付け、自分と読者の理解を助けることにあります。
| 目的 | 複雑で難解なFPの制度や計算モデルを、エンジニアリングの力で論理的に分解し、納得感をもって理解できるようにすること |
| 活用技術 | Python: 大量のデータ分析、複雑な計算アルゴリズムの実装、そしてMatplotlibなどのライブラリを用いた計算結果のグラフ化やビジュアル表現に活用します。JavaScript・HTML: 読者がその場で数値を入力し、計算結果を瞬時に確認できるような、対話的計算シミュレーションの構築に活用します。 |
FPプログラミングでは
このカテゴリーでは、単なる計算結果を提供するだけでなく、その計算がどのようなロジックとコードで成り立っているかを解説します。
これにより、FPの知識をどのように活用し、自身の生活に役立てていくかという視点も得られることを目指します。
また、活用技術をFPの分野で活用するときに工夫したことも記事にして、効率よくFPプログラミングできるようにします。
